【ブラッディサニー組】020:apparition

一昨年のシスターとのやり取りがあってからアル・シャインは深刻な仕事が重ならない限り孤児院へのプレゼント配りを引き受けることにしていた。シスターから隠れる必要がなく塒に何日も籠る必要もなくなり、変に気を張らなくて良くなった分 仕事量の調整をしながらのんびりと過ごしていた。

【ブラッディサニー組】018:Interlude 06

仕事を終え一緒に私の部屋に入ってからすぐ、そう言ってレーヴが窓から出ていってしばらく経つ。ドアから入るのに出ていくのは窓からなのは何かこだわりがあるのか、彼の今まで過ごした生活故かもしれない。