自分用のまとめ。
生態 | 得られる素材 | |
タケノコジカ | 筍によく似た双角を持つ鹿。 その角は数度の生え変わりを通して、より太く、固く育っていくという。 そのため、タケノコジカの角を用いた工芸品は、 子供の成長を願う縁起物と考えられている。 | 剥ぎ:赤肉 撫で:たけの小角 |
コハナヤドシ | ハナヤドシの子供。小ぶりながら鋭い前歯と旺盛な食欲を持っており、 一昼夜で家屋の一棟を食らい尽くすとも言われている。 非常に天敵が多いため、成体となれるのは百匹に一匹程度。 | 剥ぎ:小獣の外皮 小獣の被膜 撫で:子ネズミの蕾 |
コノハナウサギ | 樹木のように変じた体毛が特徴的な兔。 枝を通して大気の細やかな震えを感じることで、 天敵の接近にいち早く気付くことができる。 枝についた実は、異性を引き寄せる芳香を放っているという。 | 剥ぎ:さざれ肉 撫で:ウサギの実 |
リュウモンガマ | 鉱物のような皮に背を覆われた蛙。 幼い頃は背も滑らかだが、成長して大口で川底の泥砂ごと魚を食らうようになると、 その際に吞み込んだ砂鉄や砂金を溜め込み、硬く光沢を放ち始めるという。 | 剥ぎ:さざれ肉 撫で:ガマの龍紋石 |
シロクサトカゲ | 苔や草に変じた鱗に覆われている蜥蜴。 草木と同じく、水と光から生きる糧を得られ、何も食わずとも生き続けられる。 鱗の緑が成長し過ぎると、岩肌に身を擦りつけて削ぎ落している。 | 剥ぎ:小さな鱗 大きな鱗 トカゲの花弁 撫で:トカゲの花弁 |
ヒダマトカゲ | 背の鱗が黒曜石と一体化した蜥蜴。 背に生えた棘を擦り合わせて小さな火を灯し、体を温めることで、 どんな土地でも活発に動くことができる。 眠る時には柔らかい腹を内にして丸まり、急所を隠す。 | 剥ぎ:小さな鱗 大きな鱗 撫で:芯石 鉱石 |
コショウワタリ | 色鮮やかな珊瑚の生えた甲羅を持つ亀。 万年を生きる長寿の象徴とされ、中には島と見紛う大きさに成長するものもいるという。 外敵を見つけると、手足を甲羅にしまって身を守る。 | 剥ぎ:丸肉 撫で:甲羅珊瑚 |
イバラカガチ | 樹上の鳥を食らうため、空中を漂えるようになった蛇。 体の皮は薄く伸び縮み自在で、無数に開いた細かな孔を開閉して 空気を出し入れして浮かんでいる。 臓腑も極限まで軽く鳴ており、珍しい種。 | 剥ぎ:カガチの皮 カガチの浮き胞 撫で:カガチの髭 |
ワタムシ | 真っ白でふわふわとした獣。 一見するとただの綿毛だが、その中心には黒々とした体がある。 転がったり跳ねたりして動き、鋭い棘を突き出して虫を捕食する。 激しい雷雨の夜に繁殖するとされる。 | 剥ぎ:ワタムシの綿毛 撫で:ワタムシの黒曜 ワタムシの白曜 |
クモンコウラ | 苦しむ人の顔のような模様の甲羅を持つ蟹。 その脚先からははまるで悲鳴のような音が出るという。 かつて旅の僧がクモンコウラに襲われた際、 念仏を唱えると苦しみ燃え上がった、という逸話がある。 | 剥ぎ:カニの苔藻 小獣の甲殻 小獣の甲皮 撫で:カニの苔藻 |
コシカケウシ | 背中の毛が巨大な茸の笠のように固まった牛。 笠は年を経るごとに枚数が増え、滋養を蓄えて美味になっていく。 そのため笠を食われることもあるが、鈍いのか数枚なくなったところで反応しない。 | 剥ぎ:丸肉 撫で:鞍茸 |
コガサヤドシ | カサヤドシの子供。 茸のような尾は、カサヤドシのそばにいなければ枯れてしまうという。 そのため、子鼠たちは親を失うと、新たなカサヤドシを探して野山を駆け回る。 | 剥ぎ:小獣の外皮 小獣の被膜 撫で:金茸 |
クチバモドキ | 体を丸め、地面を転がって動く獣。 転がる時に落ち葉を身に纏い、引きずる葉の量が増えるごとに平たくなっていくという。 やがて朽ちた葉の中に身を潜め、獲物が近くを通るのを待つようになる。 | 剥ぎ:小獣の甲殻 小獣の甲皮 撫で:枯葉ムシの殻 |
ササフキ | 稲妻の如く荒野を駆け巡る山犬。 脚毛の変じた穂は、走るたびに擦れ合い、放つかすかな音と淡い光が筋となって見える。 とある国では人と共に生き、家や田畑を守る役目を果たすともいう。 | 剥ぎ:小獣の外皮 小獣の被膜 撫で:野イヌの尾花 |
シノハナトカゲ | 毒々しい色の花弁に体を覆われた蜥蜴。 この花弁は、蜥蜴に寄生する「花蟲」という獣の一種で、 餌を得るために宿主に空腹を味わわせ続けるという。 そのため宿主は、命尽きるまで貪食を続ける。 | 剥ぎ:尖った鱗 鋭利な鱗 トカゲの花弁 撫で:トカゲの花弁 |
タルヒトカゲ | 氷のような鱗を纏い、極寒の地でも動き回れる蜥蜴。 分厚い鱗が体が凍りつくのを防いでいる。 そのため鱗の生え変わる時季には土の下に潜り、 凍てつく鱗を纏い直してから地上に現れるという。 | 剥ぎ:尖った鱗 鋭利な鱗 撫で:芯石 鉱石 |
コオニザル | 全身の皮が硬く、貴石を身に纏ったかのようになった子猿。 伝承では、蒼い炎を食らって成長し、その炎に耐えたものはジョウドザルに、 焼かれる苦しみから逃げたものはジゴクザルになるという。 | 剥ぎ:子ザルの臓石 子ザルの腑石 撫で:ましら酒 |
コガラシ | 烈風の如く雪原を駆ける、凶暴な山犬。 群れを成して動き、己より強い獣の食べ残しを漁ることもあれば、 その獣が弱みを見せた時には一斉に襲って狩ることもある。 ついたあだ名は「下剋上の獣」。 | 剥ぎ:小獣の外皮 小獣の被膜 撫で:雪イヌの氷水晶 |
ヨミツク | 恐ろしい容貌から、よく空飛ぶされこうべと見間違われる木菟。 滑空しながら得物を探し、見つけると羽毛を針のように尖らせて突き立てる。 その残忍な狩りは、まるで黄泉の使いだと忌避されている。 | 剥ぎ:フクロウの飛骨 フクロウの魔骨 撫で:フクロウの枝羽 |
情報漏れ記載誤り等、何かございましたら こちらまで